古和浦の祇園さん寄せ太鼓
御船の「やりまわし」が済むと、いよいよ7時からの本番に向けて案内します。
その案内というのが「寄せ太鼓」です。小太鼓を叩きます。
甲高い音が100m四方に響く、この「寄せ太鼓」を町内あちこちで叩きます。
今叩いているのは中学1年の子です。
去年は高校生の子がいましたが卒業して町を出てしまったのです。
今叩いている子は小学生の時、一度叩いたことがあり、3年ぶりに再登場です。
上手くなりました。一段とスピード・力強さがでてきました。
この写真はシャッターを速くしたのですが、バチがブレて写っていました。これだけ叩けるようになるには、数年かかるでしょう。もっとも、音感のいい子はひと夏の練習でそれなりに聴かせるようになります。この子のいうには「我流になるな」と指導者のTさんから言われているようでした。聴く人が聴くと、人によって微妙に音が違うようです。