2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧
古和の祇園さん、最後を飾る仕掛け花火。 ユーチューブ http://www.youtube.com/watch?v=l_vV9EP3W9o
古和の漁業組合広場で御舟が最後の「練り」をすると、難関が待ち受けている。 御舟を2隻合体の船に乗せるのである。 これが最も難しく、かつ危険なのだ。 私の時(数年前)は、こうだった。 御舟の船首から船に乗せるのだが、この時期、潮位が低いのである…
ユーチューブでどうぞ。 http://www.youtube.com/watch?v=x5QZj1qvQo8 祇園囃子に乗って夕闇の中を御船が動き出した。 青暗い夜空を笹竹が覆い提灯が揺れる。 拍手と歓声が後を追う。 波麗路(ボレロ)の前まで漕ぎだした時、 「笛は元気ないどー!」 面舵(…
youTube で実際の動きを見んかな? http://www.youtube.com/watch?v=5gZHeDIhaiI 夕闇せまるころ、古和浦山之内旅館の前には大勢の人々が集まってくる。 同級生のK君が笑いながら近寄ってきて言った。 「今でも若いモンには負けへん」 確かに地方(陸で力仕…
日が落ちる頃、浜の方から「テケテケテンテン」という音が風に乗ってかすかに聞こえてくる。 今100メートル先の古和浦漁業組合あたりで叩いているようだ。2回目に聞こえてくるのは、50メートルくらい先だ。表に出ると叩いている姿も見える。 今年は4人の…
翌7月11日(土) 古和の祇園さん当日である。 前日から町内約500戸の家々では、祭り提灯をぶら下げる。 お昼を過ぎると、聞こえてくるのが「さぁ~っさい」という大勢の掛声。 「こども御船」が利七屋の前を通って古和浦の浜へ曳かれて行く。 3時には…
古和で大切に育ててきた楽器、それが横笛であり、小太鼓、大太鼓、鉦である。 囃し方が吹く横笛はもちろん竹製である。 「これは、職人さんが造ってくれたんや」 一人の若い衆が、装飾を施した豪華な横笛を見せながら笑顔で言った。 長いあいだ使われている…
公民館の一番奥の部屋に入った。横笛奏者が5・6人、鉦1人、小太鼓、大太鼓各1人。 祇園祭の横笛は、出だしは息の長い節から入る。ここは「突っ込み」と呼ばれている。 そこの終わりには、小太鼓と大太鼓の連打がある。 そのあとが「祇園囃子」と呼ばれて…
毎年7月の第二土曜日が古和の祗園祭である。今までは、もっぱら御船(みふね)の担ぎ手だったが、今回はその御船の中で横笛を吹く人たちの練習を見せてもらうことにした。(と言うのも、いつかは御船に乗って笛を吹きたいからなのだが・・・)昨年、祇園の寄…