PCクラブログ

2006年からの日記です。備忘録です。生活に必要な知識、それを実現しょうと試み続けているのが本ブログです。未熟者ですがよろしくお願いします。

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ひめご山の頂上

前の方で「着きましたよ」とTさんの声がした。 今までずーっと両側も天井も樫の木に囲まれた中を登ってきたのだが 初めて前方に明るい空が見えてきた。 "長い長い林のトンネルを抜けると"そこは熊野灘だった。。。 頂上に辿り着いたのだ。 左に広く青い熊野…

ひめご山登山、休息

尾根のてっぺん辺りに少し開けた所がある。 ここで休息をとることになった。 お茶やらを飲みながら雑談に花が咲いた。 Oさんは昨日、熊野古道を歩いて来たそうだ。にもかかわらず今日この姫越山登山である。 聞けば82才とのこと。若い頃から、山野草の研…

南伊勢町新桑窯の伝説

それからはミツバツツジがそこかしこ。 登山道に花びらが一面に散らばっている。 今が最盛期のようだ。 ミツバツツジで思い出した。 棚橋出身の人から小耳に挟んだ話。 平家の落ち武者がこの山を越える時、姫が力尽きた。 その時、御付きの家来が金銀財宝を…

姫越山のミツバツヅジ

見ると、赤というよりピンク色の花を付けた木があった。 「葉っぱの数が三つ葉なのでミツバツツジ」とO先生。 登山道から10mくらい先の木だ。かなり大きい木だ。 よく見るとあちらこちらに生えている。 「ツツジにもいろいろあって割と標高の低い所で咲…

よじのぼる山道

だんだん急勾配になってきた。 新道が見つかったとはいえ、獣道のようなものがあるというだけなのだ。 幅は1mもない。それに道といっても人が通った形跡もないのだ。 ただ、樫の葉っぱが一面に降り積もり、その上を歩くと滑る。 葉っぱと葉っぱがこすれて…

登山道の真ん中に生えた木

更に登山道らしき道を登っていくと、真ん中に変わった木が生えていた。 O先生は「これは○○の木」と言った。 その時は覚えたつもりだったが、忘れてしまった。 とにかく長年人跡未踏の道なので、知らない木が多い。 もちろん、南伊勢町特有の木で周りは覆われ…

姫越山登山 最初の標識

ひなびた民家の前の道を一列になって歩いていった。 幅3mくらいの車一台が通れるほどの一本道だ。 両側に民家が並ぶ。 この民家が又、趣きがあるのだ。 まず古い。歴史を感じる古さなのだ。 雨が多いこの南伊勢町ではあるが、旧南島町はとりわけ多い。 棚…

南伊勢町古和浦のたばこ屋

いよいよ、あと10日でタバコ自販機での買い方が変わる。 タスポカードを自販機の前にかざし、認証を受けたら現金で買えるのだ。 最初はとまどうに違いない。 なにしろお年よりも多いからだ。 しかし、カード作成に二の足を踏む人も多いだろう。 個人情報を…

姫越山(ひめごやま)5万分の1地図

ここで南勢テクテク会の人が5万分の1の地図を配ってくれた。 一番上が棚橋窯、その下が新桑窯。 頂上から下に凸は尾根。上に凸は谷を表す。 最初は新桑川に沿って登っていくが、そのうち尾根伝いにずっと登る。 標高502mとは言え、海抜0mからの登り…

登山前の道具点検

新しい道が見つかったとは言え、長年誰も通らなかった道である。 昔、山仕事や炭焼きの人らが部分的に通ったかも知れないが、それさえ30年以上も前の話だろう。 そこで古和のTさんの話では、生い茂ったシダを刈り取っていきながら道を付けていくというもの…

棚橋農協前の姫越山周辺地図

5月12日、朝9時、古和のTさんが呼びに着てくれた。 集合場所は棚橋農協の前。 ここに姫越山周辺の地図立て看板があった。 なるほど、800年も前に錦の方から山越えしてきて、この地に落ち着いたのだ。 古和は「古和水軍」の流れで漁師町。この棚橋は風…

この山の向こうが姫越山

棚橋の湾だ。この山の奥に「姫越山」がある。 目の前の海は浅い。干潮時にはここらへんまで潮が引く。 このあたりでは、アサリが面白いように採れた。 バケツ一杯は当たり前だった。 なぜか、今それが採れない。採れないから誰も潮干狩りに来なくなった。 地…

姫越山、新道発見!

2008年5月、2000m近くの長いトンネルを過ぎると、棚橋にでる。 この山は、そのトンネルの奥の山だ。ブロッコリーのようにこんもりした木々に覆われた5月の山だ。 この山の奥に「姫越山(ひめごやま)」がある。その名のとおり「姫が越える山」なのだ。 …

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