PCクラブログ

2006年からの日記です。備忘録です。生活に必要な知識、それを実現しょうと試み続けているのが本ブログです。未熟者ですがよろしくお願いします。

2006-01-01から1年間の記事一覧

さいやかさいや 古和の頭屋祭No5

PM2:00 12.1, 2006 本殿ではネンギャさん(神官)が2人祝詞(のりと)をあげています。 私は本殿の外からガラス越しにちょっと覗いてみました。 氏子に人たちや町の人達がお払いをうけます。 2年前、私もこの席に座った経験があるのでこの儀式そのものは …

さいやかさいや (古和の頭屋祭No4)

12.1.PM1:30 2006 本殿では儀式が始まったようです。 古和では儀式の前には必ず太鼓を打ち鳴らします。 太鼓の音は腹に響くものですが 古和の太鼓は格別です。 よく全国各地の太鼓の演奏をTVで見聞きするのですが 郷土だからとゆうのではなく ”古和の太鼓…

さいやかさいや (古和の頭屋祭)No3

12.1 2006(金) 一連の儀式が1時というので昼ごはんを食べに帰ることにした訳です。 儀式は本殿で行いますが、そのあとの祭事が隣の建物で行われます。 紅白の幕が張られています。 よく見るとその台の上に鉄の大釜が見えます。火を焚いてお湯を沸かします…

さいやかさいや (古和の頭屋祭) No2

PM12:00 12.1 2006 金 晴 「ニラハマ」を眺望した旧道を下ると古和の「宮さん(神社)」である。 浜の風に幟が2本はためいていた。 車からおりて正面の鳥居の前で礼をする。 向かって左の宮水で手を清め、口をすすぎ、併せて水を飲む。 「あぁ・・・この水…

さいやかさいや 古和の頭屋祭(こわのとうやさい)

12.1.2006 金 晴れ 毎年12月1日は古和で「さいやかさいや」という祭事があります。 「さいやかさいやぁ~さいやぁ~よぅ!」 「さいやかさいやぁ~さいやぁ~よぅ!」 と、1人の男の人が 釣竿の糸の先に付けた彫り物の鯛を振り回しながら 大勢の老若男女…

古和の祇園祭 No10

翌日(日曜日)には「ひまち」と呼ばれる行事があります。 この「ひまち」という漢字がわかりません。 町内では昔からそう呼んでて、その意味を知ってる人にまだ会うてません。 朝10時頃から町内の人たちが「八柱(やはしら)神社」へ集まります。 「あれ…

古和の祇園祭 No9

「御船」はゆっくりと港に向かう。 家々では、住人が表へでて出向かう。 腕組みをして神妙な面持ちで迎える漁師。 拍手をしながら出迎える女性や子ども達。 お年よりも若い人も「御船」には特別な思いをもっている。 かって、子どもの頃母親から 「御船は神…

古和の祇園祭 No8

「御船」が「不老橋」の袂(たもと)まで押し返されてきた。 ここは急な坂道になっている。 船尾がグーと高くなる。 船首に重みが加わる。 笛が 「ぴーららぴーらぁ~ピィラー~ピィラー~」 「ピィ~~~~」 ひときわ高く鳴ると左舷と右舷お互いの力がぶつ…

古和の祇園祭 No7

私も船尾の方で肩を架けていた。 見上げる船の中で笛吹きの顔が覗く。 「テケテン」と小太鼓が鳴る。 続けざまに「ドコドン」と大太鼓が鳴る。 「ワーーー」と担ぎ手が声をあげた。 「御船」が持ち上がった。 「テケテン・ドコドン・テケテン・ドコドン」 小…

古和の祇園祭 No6

「御船」の船首には祭壇が設けてあります。 「ネンギャさん(神主)」がお払いをして 「氏子や乗る人、担ぎ手」がお神酒をいただくのです。 昔は、みんなねじり鉢巻に上半身は裸で下はふんどしでした。 漁業や地方(じかた)の筋骨隆々の若者がみんな揃うの…

古和の祇園祭 No5

テーンテンテン・・・ テーンテンテン・・・ 祇園祭の寄せ太鼓が鳴り始めます。 続いて引きずるような音 テケテンテケテン・・・ テケテンテケテン・・・ それから早打ち テケテケテケテケ・・・ 小太鼓の小気味のいい音が耳に響きます。 叩いているのは10…

古和の祇園祭 No4

古和浦では6時までにはどこも夕飯が済んでいる。 夕飯のあと港付近にでて雑談をする。 「天候の話」「漁の話」 かって船頭さんの船で沖へ遊覧したとき こんなにいい天気やのに「雨がくる!」といって 大急ぎで引き返した事があった。 港に着いたとき「大雨…

古和の祇園祭 No3

夕方5時頃になると 家にいるお年寄りら誰もが「もう・・そろそろやな・・」とつぶやく。 確かに浜の方から「太鼓の音」が響いてくる。 港にでると、 あの組み立てた「御船(みふね)」が青竹飾り満載でこちらへ近づいてくる。 7時から始まる祭事の場所へ移…

古和の祇園祭 No2

町内では全戸「祭りちょうちん」をぶらさげ 祭り一色になります。 小学生の「鼓笛隊」が町内を行進して、演奏します。 「古和の祇園ばやし」をアレンジした曲も初めて演奏されました。 続いて、幼稚園児らによる「こどもみこし」や 「こども御船」も通ります…

古和の祇園祭 No1

7月の第2土曜日は「古和の祇園祭」だ。 御船(みふね)と呼ばれる組み立て式の「網船」で町を練り歩く伝統の祭りだ。 朝、浜辺にはすでに組み立てられた御船がひっそりと幌を被っていた。 この時期は梅雨があけてないので毎年雨の朝を迎える。 昼過ぎには…

国道42号腺の・・・

7.8.2006(土)曇り 大紀町柏崎に紀勢自動車道の大陸橋がある。 現在この付近にインターを建設中だ。 ここの交差点を錦方面へ曲がる。 鯛やヒラメを描いたトンネル(写真)を抜けると 天候が急変する。空気が温かくなる。車が極端に少ないこともあるが。 山…

旬の赤イカ

「これ昨日の昼とってきたイカや!」 と、2軒隣のHさんがくれた。 「ちゃうやろ?スーパーに置いてるのとは・・・」 名前は「赤イカ」という。 置いてるものは同じイカでも、 誰が釣ったのかわからん「赤イカ」と 釣った人がハッキリしとる「赤イカ」とは …

岩ガキ

釣り客がない日、Mさん夫婦はこの時期、岩ガキ採りにいく。 「朝とってきたばっか・・」。 ビニル袋には殻をむいたカキが詰まっている。 1、2、3、20個まで数えられた。 カキを肴に焼酎を飲む。 鍋に水を入れて5分位煮るだけだ。 それに醤油をつける…

海の男、海に死す

先日3月4日未明 親しかったHさんが帰らぬ人となった。 えび網漁に出かけたまま いつにたっても帰らぬのを 仲間の漁師らが捜索にでかけた。 午前4時頃 付近の海を無人の漁船が旋回しているそばで 海面に浮かんでいるHさんを見つけた。 3月とはいえまだ…

ニラ浜と熊野灘

06.2.14 汗ばむような天気。 ここ奥伊勢の棚橋から古和浦にかけての旧道(260号線)を走る。 ニラハマ展望台から熊野灘を眺めた。 海に浮かんでいる筏には鯛やハマチが入っている。 周りは人通りがまったくない。 聞こえてくるのは 50メートル下の海岸の波音…

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1.個人情報の取扱い 個人情報の取扱いには、本人に対して利用目的を明らかにし、目的外利用をしません。 サービス利用状況や満足度の調査・分析、および特定の個人を識別できない統計データの作成および作成したデータを利用したマーケティング、サイト制作…

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