南伊勢町姫越山の「のろし台」
ここでそれぞれ昼の弁当を食べることになった。。
5万分の1の地図を広げながら登ってきた行程を話し合ったり、
木や草や花の話をしたり、
皆さんそれぞれ記念撮影したり、
かれこれ1時間ばかりの休憩だった。
「そろそろ降りましょうか」とTさん。
今日の登山の目的は「標識を立てること」だったのだ。
降りる時は体力的に楽だった。
滑り落ちていく感じだ。
アカガシの葉っぱが積もっているので、しょっちゅう足を滑らせた。
途中分かれ道のところで標識を見つけた。
「唐人殺峠」と書いてある。
「唐人?」とつぶやくと「中国人ですね」とAさん。
やはりこちらの道は旧道らしく、以前に登られた方達がいるようだ。
木の幹に赤いビニルテープが巻きつけてある。
ちょっといくと二股に分かれているので、ここでも標識を立てることにした。
鉄棒を金槌で打ち付ける。すぐ下に岩があるためかあちこち試し打ちする。
それからすぐのところに「のろし台」があった。
幅1m位。深さ30cmくらい。
周りに石が張り巡らされていた。
今から数百年も前のことだろう。
目の前の沖を不審な船が通ると火をたいてのろしをあげた、まさしくその跡だ。
まだ最近使用したようで、それほど風化したように見えなかった。
ここから山々の、のろしからのろしへと、遥か田丸藩(玉城町)まで伝わったのだ。
5万分の1の地図を広げながら登ってきた行程を話し合ったり、
木や草や花の話をしたり、
皆さんそれぞれ記念撮影したり、
かれこれ1時間ばかりの休憩だった。
「そろそろ降りましょうか」とTさん。
今日の登山の目的は「標識を立てること」だったのだ。
降りる時は体力的に楽だった。
滑り落ちていく感じだ。
アカガシの葉っぱが積もっているので、しょっちゅう足を滑らせた。
途中分かれ道のところで標識を見つけた。
「唐人殺峠」と書いてある。
「唐人?」とつぶやくと「中国人ですね」とAさん。
やはりこちらの道は旧道らしく、以前に登られた方達がいるようだ。
木の幹に赤いビニルテープが巻きつけてある。
ちょっといくと二股に分かれているので、ここでも標識を立てることにした。
鉄棒を金槌で打ち付ける。すぐ下に岩があるためかあちこち試し打ちする。
それからすぐのところに「のろし台」があった。
幅1m位。深さ30cmくらい。
周りに石が張り巡らされていた。
今から数百年も前のことだろう。
目の前の沖を不審な船が通ると火をたいてのろしをあげた、まさしくその跡だ。
まだ最近使用したようで、それほど風化したように見えなかった。
ここから山々の、のろしからのろしへと、遥か田丸藩(玉城町)まで伝わったのだ。