PCクラブログ

2006年からの日記です。備忘録です。生活に必要な知識、それを実現しょうと試み続けているのが本ブログです。未熟者ですがよろしくお願いします。

枝切りはやめられない

 2/3   晴れ 風なく春のような暖かさ

10:00-12:00

① 1R       2:31'6
② road   1:43'9  New 1ヶ月ぶり

樹木というものは、1年で相当伸びるものだ。
歩道に目の高さまでせり出してくると
切らずにはおれない。

思い切ってノコギリを入れようとした枝は
ポリバケツほどの太さであった。
枝の下に前もって少し切り込みを入れる。

この樹木は柔らかくて切りやすい。
4/5くらい切ったところで、肌色の年輪を覗かせ
香ばしい香りを漂わせながらメキメキと音がしたかと思うと
幹の奥を少しえぐって地面に落ちた。

も一人おれば枝を支えて、スパッと綺麗な切り口になるのだが
それをしないもんだから、切り後が悪い。
こんどからは、太枝を切る時は脚立で支えることにしょう。

ところで、枝切りしだすと、樹木という樹木の枝が
気になってくる。

樹木と樹木の枝が重なっているもの
垂れ下って見通しが悪いもの
片側だけ枝が伸びてバランスが悪いもの

それらを、かれこれ15~6本切っただろうか。
地面に落ちているそれらの枝で
一番大きいものを1本選び
その上にあちこちの枝を集めてはその上に乗せる。
それを100m先まで引っ張る。

重い。
一歩一歩前進しては途中でひと休みする。

ふと、藤沢周平のTVドラマを思い出した。
文四郎だったか?
切腹した父の遺体を大八車に乗せて
帰宅する場面。
回りの蔑んだ目の中を黙々車を引っ張る。
坂道を越えられない。
なんどもなんども踏ん張るのだが押し戻される。

そのあり様を見ていた幼なじみの女の子が駆け寄り
車の輪に手を掛けて加勢する。
やっと乗り越える。

私の枝運びには誰も通りかからなかった。
もし、誰か通りかかったら加勢してくれるだろうか?

そんなことを思っていたら
11:30のサイレンが鳴った。

お問い合わせ