PCクラブログ

2006年からの日記です。備忘録です。生活に必要な知識、それを実現しょうと試み続けているのが本ブログです。未熟者ですがよろしくお願いします。

子アジ

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古和の栃ノ木前の堤防には、いつも誰か釣り客がいる。

通り過ぎようとしたが、この日は急ぐ用もなかったので、釣りの様子を見てみたい気になった。

傍らには、明らかに町外からと思われる車が止まっている。

堤防の上には、潮焼けした人が腰かけていた。

近くで竿をてにしている釣り客に近づく。

「釣れるかなー?」

「私は、あんまりよー釣らん。あの夫婦は上手いよ」

引き返して、堤防の上をスタスタ歩いて、おばさんに声を掛ける。

「小鯵がぼちぼちです。これから(午後4時から)ですわ」

釣り人は、振り返りもせず、いかにも、釣りなれている感じの返事がかえってきた。

そばのポリバケツの中には、確かに釣果である。

と、その時にも、釣れた気配がしたのか、竿を引き上げると、小魚が跳ねていた。

ここは入江なので、いつもベタナギなのだが、元々遠浅なのだ。

目の前は山々がせまり、行きかう船もなく、コトリとも音がしない。

古和湾を船で巡回して、魚群探知機で見ると、驚くほどの魚群が回遊しているのがわかる。

  

停留している船の上からでも、イカがタモですくえることもあるし、サザエも見えるし、いろいろな

魚が釣れる。

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