古和の大祓い(餅まき)
参拝が済んだ。
狛犬に拝んだ。
茅の輪くぐりをすませた。
甘酒も飲んだ。
町係のはっちゃんが祈祷をすませて持ってきたお神酒も盃でいただいた。
さあ、あとは餅をもらって帰るだけ・・・とそのとき、第2鳥居の辺りが例年とちゃう。
人がかたまりになtって中々進まないのだ。
押すな押すなと石段まできて・・・わかった!
そこで「餅まき」をするらしく、多くの老若男女が今か今かと石段にひざまづいて待機していたのだ。
始まった。「わー」と湧き上がる歓声。
見ると、餅まきのおばやんが、座っているおばやんの買い物袋の口めがけて
ガバッと、まとめて放り込んでいた。
・・・・・昔とは、変わったなあ、と思った。
もっとも、その餅まきを横目に通り過ぎる人々も含めてな。
餅も、それほど欲しい食べ物ではなくなった、ということかな。
ま、よーわからんけど、俺は拾ったんな。たった1枚だけやけど。