古和大祓い餅まき No2
大祓いのあと、海辺の堤防沿いに帰る。
日射しがぬくたい。
弁天島を見ると、白い柱のようなものが立っている。
そういえば、昔、明け方になると
大敷き網を引き揚げる漁師の掛け声が聞こえたものだった。
「えーさー、おーさ」とか何とか、力強い労働歌でもあった。
何十人もの低い声が合唱となって浜まで聞こえてきた。
寒ブリが、大漁で冷蔵庫に入りきれないため、この辺の小屋の前まで並べられた。
どれも大型で、仲買人がまたぎながらせわしく動いていた。
魚のアラがタダで配られたことがあったなあ。
炭で焼くと、脂が炭火に滴り落ちて
夕方ともなると、その煙があちこちから漂い
又、その味といったら、今ではもういい表せるものでは無い。
昔より一回りも二回りも大型になった漁船。
又、ブリが戻ってこないものか、と大漁旗を見ながら思う。
日射しがぬくたい。
弁天島を見ると、白い柱のようなものが立っている。
そういえば、昔、明け方になると
大敷き網を引き揚げる漁師の掛け声が聞こえたものだった。
「えーさー、おーさ」とか何とか、力強い労働歌でもあった。
何十人もの低い声が合唱となって浜まで聞こえてきた。
寒ブリが、大漁で冷蔵庫に入りきれないため、この辺の小屋の前まで並べられた。
どれも大型で、仲買人がまたぎながらせわしく動いていた。
魚のアラがタダで配られたことがあったなあ。
炭で焼くと、脂が炭火に滴り落ちて
夕方ともなると、その煙があちこちから漂い
又、その味といったら、今ではもういい表せるものでは無い。
昔より一回りも二回りも大型になった漁船。
又、ブリが戻ってこないものか、と大漁旗を見ながら思う。