古和浦の避難場所は山?
不老橋の奥の高台に見える建物が古和浦避難所。
今度の津波は30mを越した所もあるというとてつもない規模だ。
同じM9クラスの東南海地震が明日起きてもおかしくない、と言われているが
30mといえば、この避難所も乗り越える。
まさか、とは思いたいが、それが今回の東北地震津波だったのだ。
津波も怖いが山崩れが起れば避難場所どころではないだろう。
古和のおばやんから「11日の地震には上の山へ逃げた!」という話を聞いた。
上の山の八幡さんの広場で「今、潮が引いてる引いてる!」と叫んでいる娘さんがいたそうな。
この避難所が遠い人には「眼の前の山道に登ればいい 」という、一種の安心感があるようだ。
しかし、非常階段は急で、年寄りには登れないだろうから、
文蔵屋の前の道か、ねんぎゃさんとこへ行く道か
どちらかということになる。
しかし、昔は、山水がチョロチョロでていた沢は干上がっているし、第一に山には食べ物がない。
山芋に良く似た食べ物があるにはあるようだが、それはもう年寄りしか知らないし見つけられないだろう。