PCクラブログ

2006年からの日記です。備忘録です。生活に必要な知識、それを実現しょうと試み続けているのが本ブログです。未熟者ですがよろしくお願いします。

No,14 「有地山」登頂!南伊勢町古和浦

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南伊勢町古和浦 有地山 5月10日 午後3:00


尾根の西側側を丹念に見ながら歩いた。樫の木などの雑木林が生い茂っている。東側は杉小立で、その合間に、光が差し込み、杉の枯れ枝を照らしていた。足取りが重くなってきた。北峰から15分しか経っていなかた。前方に小高い丘が見えてきて、その樹木の間が明るい。
-----たぶんあれがそうだろう。と思ったら、後ろの方からも期せずして声が出た。
「あそこが頂上だろう!」
「あそこが有地山山頂です」
樹木に囲まれた30坪程の広場を指さしてそう言った。

-----着いた!

周りはかなり大きな樹木に覆われて、30坪程の広さである。
朽ちた木が散らばり、枯れ葉に覆われて、少し西に傾いた日の光が私たちを待っていたかのように照らしていた。小高い所に小さな白い標識が目に入ってきた。「有地山555」

ここが目指してきた頂上だ。それぞれの顔が5月の日の光を受けて晴々と輝いていた。

「ここから、大島、小島が見えたと昔の人が言うてたけどなぁ」
野田さんや、トモさんが南の方角を向いて言った。
確かに、頂上に来たことは来たのだが360度樹木に覆われていて閉じ込められているような気がしたのである。今日の山歩きは、この広場の周りの樹木を伐採することなのだが、あまりにも樹木が伸びてしまっているようだ。

「これだけ茂っていると伐採に1日はかかる」と野田さんが言った。
「今度にしましょうか」とトモさんが答えた。
みんなもあたりを見回しながら納得したように合図地をうった。
「日陰になる大きな木は残してほしい」と事務長が言った。

「とりあえず記念写真でも撮りましょうか」と私はみんなに呼び掛けた。
ちょうど枯れた木株があった。その切株の先をチェンソーで切ってもらって、タイマーをセットした。
あわてて列の中へ駆け込んだ。
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