工藤公康選手
2月11日(木) 曇りのち雨
① 2分05秒 (G)
② 2分03秒 (G)
③ 300で息切れ
④ 1分55秒 (芝) 新記録
「僕の野球塾」(工藤公康著 講談社)を読んでいる。
工藤公康選手は、20代の頃は50mのベストタイムが6.3秒だったらしい。
それが、30代になってから6秒を切ったという。
こういうことが書いてあった。
肉体のピークを過ぎて記録を伸ばすのは「技術」だ。
その走り方は、足を後ろに強く蹴り上げるのではなく、「股関節を中心に
素早く回転させるような走り方」である。
イメージとしては、「股関節をグッと前に押し出すようにして、そこを
円の中心にして足をクルクルと回転させて走る感じ」。
後ろに足をまっすぐ蹴り出すのではなく「速くたたんだ方が、足は速く前にでる」。
うまくたためむことができないと、真っすぐ伸びきった重たい足を。身体の後方から
前方まで無理やり運ぶことになる。
推進力をロスし、なにより負担が大きく、故障の原因になる。(引用終わり)
そういえば、ボルトの走りを新聞記事で見たことがあったが、同じようなことが書いて
あったような気がする。
工藤選手が、この本を書いたのはそれよりも数年も前の話しだ。