おだやかな瀬戸内の絶景と小豆島の旅(2日目)
9.21.2017 Thr Fin
おはようございます。部屋は5人。
カーテンを開けると秋晴れです。
眼下には港湾が一望できます。数トンの漁船が岸壁に並んでいます。
漁師さんの生業が息吹いているような朝の風景です。
(写真は さんのブログから)
おだやかな瀬戸内の絶景と小豆島の旅(2日目)
朝食でも食べに行きましょうか。
「瀬戸内海の新鮮な魚介類、無農薬野菜など、島の豊かな自然にはぐくまれた山海の幸がずらりと並ぶバイキング。手延べそうめんや島醤油の佃煮、そしてパンコーナーにはオリーブオイルと小豆島の特産品も揃っています。」HPより
(写真はあくまでもイメージですが)
卵焼き、ほうれんそうのおひたし、焼き蒲鉾、鳴門金時のイモ、舌ヒラメの天ぷら、温泉卵、きんぴら、、いろいろありますね。さつまいもレモン煮、クロダイのレモン焼きもあります。どんな味でしょう?
クロワッサン・ロールパンもありますが、ふっくらご飯に、野菜サラダ、ポテトサラダ、サーモンの塩焼きにわかめの佃煮、スズキの柚子香焼きでも瀬戸内の海を眺めながらいただくとしましょうか。
食後はヨーグルトにオリーブ茶がいいですね。
果物も多彩です。私はレモンの中身丸かじりがすきです。あのすっぱいさがなんともいえません。ビタミンCが豊富なのか、疲れがすぐ取れるような気分になります。
さて、朝食もすみました。バスに乗り込みましょう。行く先は「そうめん館」です。
そうめんの試食もそこそこに、次の目的、佃煮の「京宝亭」へ向かいます。
おみやげの佃煮を何品も買います。長持ちするから。
さて、いよいよ次は「24の瞳映画村」です。
高峰秀子さんが先生役でしたね。監督さんは木下慶介さんだったでしょうか。
「24の瞳映画村」はコスブログさんが詳細に掲載しています。
http://kosublog.com/nijyushinohitomi-eigamura-1507/
「苗場小学校」というのですね。
この映画を見たのは、やはり小学生のころかな?
年端もいかない子どもらがみんな戦地に行かされて次々戦死して「石ころ」で帰ってくる。
それを見て高峰秀子先生が涙を浮かべるのですね。
この「廊下」覚えています。もっとも当時の学校はみなこのような作りでした。
私の小学校も中学校も。
この廊下を雑巾を両手で押さえてと競争のように走ったものです。木の棘が刺さらないか心配したものでしたが、そこは木の質にもよるのか、そういう事故は起きなかったように思います。
この教室で「教育勅語」なんかを読まされたのでしょうね。
確か高峰秀子さんは「大石先生」だったかな?
戦争で死ぬのは誰でも嫌な筈です。しかし教育によって「軍人になること」が当り前のようになっていくのですね。軍人になれば上官の命令には絶対服従ですから、そうなると「戦死すること」しかなくなるわけです。それは「自分で選んだ」ことになってゆくのですね。私の郷里でも、一家で2人も戦死(実際は餓死)した家が何軒もあります。
しかし、ずーと上の権力者は安全な所で命令するだけなのは、昔も今も変わりません。
「若者を戦争に行かせない」、の気持ちを新たに、大石先生とこどもらの別れをつげました。
そして、今回の旅の終わりは、山頂を目指すことになります。「寒霞渓(かんかけい)」という大岩がそびえる渓谷をロープウェイで上がるのです。その会社のHPからの写真です。
こんな渓谷です。(あくまでイメージですが)
今9月ですからこんな雪に覆われていませんし、紅葉にも早すぎます。
頂上には「1億円のトイレ」があるというのです。どんなトイレなんでしょうか?
「便器が金でできている?」
「鏡にダイヤモンドが散りばめられている?」
「金の延べ棒が展示してある?」
貧困なイメージしかわかない小生ですが、そこはみなさま、現地へ行かれて確かめてください。
ともかく2日間の小豆島への旅が終わります。
「おだやかな瀬戸内の絶景と小豆島の旅」
温泉につかり、御馳走を食べ、仲間と酒を酌みかわす中で沢山の示唆をいただき、島民と交流し地域の未来を切り開こうとする意思に触れ、各所の名産に触れ、反戦を誓い、山頂から瀬戸内海を眺望するネットでの旅でした。(さっき会長さんが会費を返しに拙宅へ来ていただいたところです)