PCクラブログ

2006年からの日記です。備忘録です。生活に必要な知識、それを実現しょうと試み続けているのが本ブログです。未熟者ですがよろしくお願いします。

古和の祇園祭 No6

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「御船」の船首には祭壇が設けてあります。
「ネンギャさん(神主)」がお払いをして
「氏子や乗る人、担ぎ手」がお神酒をいただくのです。

昔は、みんなねじり鉢巻に上半身は裸で下はふんどしでした。
漁業や地方(じかた)の筋骨隆々の若者がみんな揃うので
それは壮観でした。遠洋の鰹漁から戻ってきているのです。


地方というのは沖(漁業者)から見て
陸(おか)で働いている人達のことです。
今と違って、仕事はほとんど人力だったので
つまり、天秤棒を担ぐ仕事のため、めっぽう肩の力が強かったのです。
年配の人たちは「肩ができてないと・・・」とよくいいます。
肩を使うことがない町の人には「御船」は吊れないといいます。

お払いのあと
「御船」の中に大太鼓、小太鼓、鉦、笛の奏者が乗り込みました。
「担ぎ手」が左舷と右舷に分かれました。
周りが騒々しくなってきました。

 「担ぎ手」全員「御船」の下の丸太に肩を架けました・・・
 緊張感が周りを包みます。

担ぎ手の
 阿吽の呼吸
   祇園祭
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