古和の祇園祭 No6
「御船」の船首には祭壇が設けてあります。
「ネンギャさん(神主)」がお払いをして
「氏子や乗る人、担ぎ手」がお神酒をいただくのです。
昔は、みんなねじり鉢巻に上半身は裸で下はふんどしでした。
漁業や地方(じかた)の筋骨隆々の若者がみんな揃うので
それは壮観でした。遠洋の鰹漁から戻ってきているのです。
地方というのは沖(漁業者)から見て
陸(おか)で働いている人達のことです。
今と違って、仕事はほとんど人力だったので
つまり、天秤棒を担ぐ仕事のため、めっぽう肩の力が強かったのです。
年配の人たちは「肩ができてないと・・・」とよくいいます。
肩を使うことがない町の人には「御船」は吊れないといいます。
お払いのあと
「御船」の中に大太鼓、小太鼓、鉦、笛の奏者が乗り込みました。
「担ぎ手」が左舷と右舷に分かれました。
周りが騒々しくなってきました。
「担ぎ手」全員「御船」の下の丸太に肩を架けました・・・
緊張感が周りを包みます。
担ぎ手の
阿吽の呼吸
祇園祭
「ネンギャさん(神主)」がお払いをして
「氏子や乗る人、担ぎ手」がお神酒をいただくのです。
昔は、みんなねじり鉢巻に上半身は裸で下はふんどしでした。
漁業や地方(じかた)の筋骨隆々の若者がみんな揃うので
それは壮観でした。遠洋の鰹漁から戻ってきているのです。
地方というのは沖(漁業者)から見て
陸(おか)で働いている人達のことです。
今と違って、仕事はほとんど人力だったので
つまり、天秤棒を担ぐ仕事のため、めっぽう肩の力が強かったのです。
年配の人たちは「肩ができてないと・・・」とよくいいます。
肩を使うことがない町の人には「御船」は吊れないといいます。
お払いのあと
「御船」の中に大太鼓、小太鼓、鉦、笛の奏者が乗り込みました。
「担ぎ手」が左舷と右舷に分かれました。
周りが騒々しくなってきました。
「担ぎ手」全員「御船」の下の丸太に肩を架けました・・・
緊張感が周りを包みます。
担ぎ手の
阿吽の呼吸
祇園祭