PCクラブログ

2006年からの日記です。備忘録です。生活に必要な知識、それを実現しょうと試み続けているのが本ブログです。未熟者ですがよろしくお願いします。

工北公園の初春

7:53'9

昨日からトレーニングを開始した。

11時、空き缶を入れるごみ袋を手に、
「なかよし・東・中央・南・工北」の公園を回る。約10個。小型のプランターがおまけ。
ひとまず、いつもの置き場に置いて、
昨年までの800mコースを大股で大きく腕を振って歩きだす。

右手にデジ録を持ち、過去収録したものを聴きながら 左手にストップウォッチ。
体を包む冷たい風にしゃきっとし、
生垣の下から顔をのぞかせている赤い花に
ひとりでに目が止まって、懐かしいような 気分で800m歩き続ける。

なるべく顎を引き、上下震動を少なく、踵から着地し、
親指と中指の中間あたりを軸に、後ろへけり上げる。
心臓が脈打ち、血が体中を流れ、肺を冷たい空気が覆う。
この感触、爽快さ
去年まで、4分台で走っていたわけだから
約倍の時間かかることになる。
まだ走るわけにはいかないのが何とも歯がゆい。
「まだ病人だということを忘れてはいけない」
M先生の言葉が頭をよぎる。

1周歩き終わった。

この1月、私は前から一種の憧れをもっていた公園の花を
少しばかり見ることができた。
公園には皐月の生垣が多いので、昨年、花の終わった6月頃 急いで8つの公園を剪定した。
この生垣は葉っぱが大きかったがその時ついでに剪定した。
樹形を整えるために皐月と同じように四角に刈り込んだのだが
それがサザンカとは知らずにいた。

さざんか 

花が咲いて、始めてそれだと知る自分の無知を恥じている。
刈り上げた表面の奥の方でおどおどと顔をのぞかせている
のは、体罰を受けた子どもの姿を連想していじらしい。

「花芽を刈り込んでしまったか?」と気になって、夜、これを書きながら ネットで調べてみた。

サザンカ、ツバキ類は新梢の頂部に蕾を付けるので、むやみに枝先を切り詰めると蕾を落
としてしまうことになる。
どちらも花の終わった後に新梢を伸ばしこの先に蕾が付くので、
枝切りや刈り込みは花の終わった直後に行い、
夏以降は樹形を乱す枝を切る程度にとどめる。
生垣などのように樹形を作る場合は、樹形がある程度出来るまでは花を目的としないで刈り込むようにする。
樹勢が強く失敗の少ない花木だが、7月以降の強い刈り込みは花芽を切り落とすので避けること。
日陰での花付きは悪く、病虫害の発生も多い。
剪 定 時 期、強剪定:3~4月(花の終わった直後)弱剪定11~12月】
 

 

「よかった。刈り込みは6月なら悪くなかったのだ」

 

① 5:17" 最大限の大股で大きく腕を振る
② 5:25"  少し股幅を狭めピッチを速くする

やはり①の方がタイムがよい。予想どうりだ。


今を盛りと咲いているサザンカは工北公園ばかりではない。
最初、私はそのなんでもない生垣をサザンカとは気づかずに危うくそこを通りこしそうになった。走っていたら気付かなかったかも知れない。

歩くことで、走っている時には気付かないものに気づくことは他にないだろうか? と考えながら歩く。

そういえば、昨日はグラウンドに人が一人いるのに気づいた。

グラウンドのバックネットまで歩いてくると、自転車が2台。
グラウンドゴルフのゲーム準備のAさんだとわかった。

「おはようAさん」
「おはよう」
いかにもはきはきと答えてくれたのでそのまま角を曲がって
通り過ぎた。

更に行くと、中央付近に白いトレーニングジャケットの人はUさんだった。
「Uさんおはよう」と右手を挙げた。
Uさんは私がだれかわからなかったようだ。
私は、眼鏡の前に掛けられる茶色のサングラスをしていることに
気づいた。外そうとしたらUさんも気づいたようだった。

右手の金網の下には枯れ葉が溜まりに溜まっていた。
「去年の、あの埋立地に被せようか」と考えているうち
ゴール前100mの角に来ていた。この地点で5分を切ってないといけない。
これからは坂になる。

私はその100mの坂を息をはずませながら登りきって、こころもちピッチを
あげて急いだ。

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